松戸パソコン修理専門店・松戸パソコン修理Pハウスです。パソコンのことなら何でもお任せください。

　よく質問されることなのですが「先生みたいになるにはどれくらいかかりますか」です。

その答えは難しいですが、敢て言わせていただくと「そりゃ無理ですよ」という冷たい返事になります(^^ゞ。質問をされる方は、まず初心者なわけですから、普段あまりパソコンと付き合いがないですね。よくて1週間に何日か1時間程度？　私は、パソコンと縁組して25年くらい経つし、他のコンピュータの経験もあるので実際にはそれ以上です。その間多分、休みなく平均して毎日8～10時間くらいパソコンを目の前にして仕事(などなど)をしているわけですから、延べトータル時間は恐ろしく膨大なものです。納期が厳しい時には、今でも徹夜します(^_^;) 結局、数日間体調を崩すことになるのでバカなのですが、闘争本能だと諦めてます・・・。

　ということで、現役としてパソコンと毎日格闘しているわけですから、私と同じようになるには？の回答には、毎日少なくとも12時間以上、数年は必要ですよ、と言えそうです。だから、無理・無理！　いや、冗談ですよ。実は、小・中学生でも相当パソコンに詳しくてある分野では私よりはるかに詳しい人たちも沢山いるわけです。ただ、私が自慢できるのは、ひとつだけ、それは年をくっていることです(笑)

　若者に負けないということ、それは実務経験年数から来るもので、「パソコンの有効利用方法をアドバイスできること」「パソコンの修理が出来ること」です。この２つは、書籍やネットの知識だけではなかなか得られないものですからね。

　ということで、私は、SEなのです。SEとはシステム・エンジニアのことです。SEは、硬い表現をすると、「顧客の要望を漏れなく聞いて、それをコンピュータで実現させていく職業」です。当然ながら費用と納期と実現性の問題をクリアしなくてはなりませんが、“納品時にお客様に満足していただけること”が第一の目的(唯一の喜び)となるわけです。(仕事の詳細な内容や過程は過酷過ぎてなかなか文章化できませんけれどね)

　当パソコンＰハウスでも同じスタンスです。よく、Excelのこの機能を教えてください、と言ってお客様が来られますが、私は単なるパソコン・インストラクターではないので、それについては、意地悪して、いや、心を鬼にしてすぐにはお答えしません。なぜならその質問は無意味か無駄な場合がほとんどだからです。お客様が、知りたいことについてお答えすることは非常に簡単なのですが、それは正解でないことが多いのです。よくよくやりたいことを聞くと、質問された内容ではなくて全く別の方法やアプローチをした方がはるかによいということになるのです。コンピュータには色々な側面があるので、私の言っていることはある断面だけを捉えているかもしれませんが、少なくともデータ処理するためのパソコン、コンピュータらしいパソコンの使い方も少し考えてみたいのです。