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パソコンライフ 第95回  2006年5月号PC Life 95  2006/5/1

バックアップのすすめ(パソコンもファイルも)

 ハードディスクは今日にも壊れますよ!と書き続けてそろそろ10年です。これは本当の話なのですが、「えっ!パソコンって壊れるんですか?」と真顔でおっしゃる方が時々おられます。「パソコンだって家電製品と同じように壊れるのですよ。特にハードディスクは消耗部品ですから・・・とご説明します。

 市販の安価なパソコンの中には、過度のコストダウン設計もあるようですし、放熱対策が十分にできていないと思われる筐体(ケース設計)もあります。少なくともパソコンは、あらゆる劣悪な環境や長時間使用にも耐えられるようには作られていません。ソフトだって全部が全部十分に信頼できるものではないです。中には重大な不具合が含まれたまま発売されているソフトがあることもまた現実なのです。

 このような現状を認識しないで、パソコンだから大丈夫だろうと考え、トラブルの原因を全部自分の操作ミスにすることは、メーカを喜ばせるだけでパソコンユーザとしてはちょっと失格かもしれませんね。パソコンは、他の家電製品よりもはるかに部品点数が多く、かつソフトの問題もあり複雑なシステムですからより壊れやすいのです。

 というわけで、今後パソコンを使用する上ではそのバックアップ対策を考えておく必要があるでしょう。特に、パソコンを使って仕事や商売をされる方はますます多くなってきていますから、その人たちには「必ず2台以上のパソコンを用意してください」とアドバイスしています。突然のパソコンの故障とソフトの不具合やウィルス感染などの脅威も常にありますから。

 さらに、インターネット接続も二重化を考えておくとよいでしょう。光、ADSL、ISDN、アナログモデムなどの接続方法を2つ以上用意しておきましょう。ビジネスではメールの送受信ができることが最低限ですからね。

 先日電話でしたが、オンライントレードでトラブルがあった際の復旧をいつでもすぐにサポートできますか、という相談がありました。パソコンソフトの設定で直るトラブルならよいのですが、絶対にすぐに直さなくてはならないということでしたら、予備のパソコンに全く同じ設定をしておくこと以外にないのですよ、ということをご理解いただけなかったのが残念でした。

 以上のバックアップ体制の話とは別に、ファイルのバックアップも重要です。貴重なデータや写真などは、安価なCD-RやDVD-Rにバックアップ保存し、常時使用する(更新する)ファイル(住所録や経理データ、仕掛かり中の仕事のファイルなど)は、別のハードディスクに保存しましょう。できれば、LANを組んで先ほどの予備パソコンと接続し、常時又は定期的に重要ファイルのバックアップコピーを取りましょう。そのためのバックアップソフトは、フリーソフトでも沢山あります。パソコンは壊れても代替品がすぐにでも手に入りますが、大切なデータはどうしようもありませんから。

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