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スパイと言えば、秘密諜報員か何かを連想してしまいそうですが、ハードウェア、ソフトウェアなどと同様コンピュータ用語です。コンピュータ・ウィルスの脅威は、一般新聞でも大きく取り上げられますし、社会的にも大きな損失をもたらすいわゆる“悪い奴”です。このスパイウェアSpyware(若干意味が異なりますが、アドウェアAdwareとも言います)も同じように、悪い奴です。Adとは英語で広告のことですね。
さて、従来、悪意があって自己増殖し他のパソコンに伝染するようなソフトがウィルスであり、そういう意図の無いものが正常な(普通の)ソフトだ、という単純な線引きがあったのです。しかしこのスパイウェアは、悪意がなく(?)伝染もせずそれ自体は正常なソフトなのです。ただ、気持ち悪い厄介な代物なのです。そして、時にはパソコンの調子も悪くするのです。このスパイウェアですが、詳しい解説や駆除方法はネット上に数多くありますので、インターネットで是非調べてみてください。以下は、それからの引用です。
「スパイウェア」とは、パソコン内にある個人情報などをインターネット経由で流すソフトやプログラムのこと。他のフリーソフトなどとセットで配布され、インストール時にはそのソフトと一括して利用条件の承諾などを求められるが、利用条件をまともに読む人はほとんどいないため、ほとんどのユーザはスパイウェアに気づかず、スパイウェアごとソフトをインストールしてしまう。
よくあるのですが、アダルトサイトを閲覧した後に今まで無かったツールバーが表示されたり、ホームページを開くと必ずHなサイトにつながるようなものや広告ウィンドウが開くなどは特にアドウェアと言いますが、これもなかなか削除できなくて手ごわいです。ユーザに表示する広告を選別するなどの目的で情報収集を行っていることが多く、かなりの割合でスパイウェアの機能を持っているのです。
最近は、ウィルス対策ソフトもこれらのスパイウェアをウィルスと同様悪者だと認定し削除してくれるようになってきています。しかし、本当に何が悪いものか、削除すべきものかの判定は難しいことだとは思います。 この他にスパムメール(迷惑メール)、セキュリティ(パソコンへの不正侵入)の問題もあります。とにかく超便利なインターネットが一方で大変なことになってきたと実感しています。パソコン修理で、調子の悪いのは従来はウィルスが原因のひとつだったのですが、当社でも最近このスパイウェアも仲間入りしました。
スパイウェアを駆除するソフトとして有名なものは、Ad-awareとSpybotですが、どちらも無料でダウンロードできます。あたなのパソコンにもたぶん数十個見つかるでしょう。非常に気持ち悪いですがウィルスと同様に毎週のようにチェックと駆除をしなくてはなりませんね。
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