本文へスキップ

松戸パソコン修理専門店・松戸パソコン修理Pハウスです。パソコンのことなら何でもお任せください。

TEL. 047-349-3201

〒270-0034 千葉県松戸市新松戸3-63-2

パソコンライフ 第56回  2002年11月号PC Life 56  2002/11/1

パソコンはハードを知るともっと楽しい!

 ハードウェアという用語は、ソフトウェアと対になって使われますが、今や小学生でも知っているごく普通の言葉ですね。(以下、ハード、ソフトとそれぞれ略します)

 各自が必要なレベルまでそれぞれを習得するためには、相当な努力と日数が必要だということは今さら言うまでもないことです。ただ、日常使うパソコンに限れば最低限の知識でよいのです。“私はパソコン(ソフトのこと)の操作さえ覚えればいい”などと言わずに、できればハードの基礎も一緒に勉強されると良いと思います。

 ハードの増設や周辺機器の接続とそれらの(ドライバー)ソフトのインストール、また様々なトラブルに陥った場合にもパニックにならずに冷静に対処できるかもしれませんから。また、基本的なパソコンの基本構成や動作原理を知ることは、これからパソコンと長く付き合うためには不可欠なことだと私は考えます。

 関連してインターフェース(以下、I/Fと略します)という用語があります。ハードとハード、ハードとソフト、ソフトとソフトのそれぞれの間で存在しますが、いわば“取り決め”のことです。さらに、機械と人との間のマンマシンI/FやヒューマンI/Fという言葉もあり、人間に優しいシステムを設計する上での重要なテーマとなっています。各種I/Fも広い意味でのハードとして、これらのハードを知ることの必要性や楽しさを知ってもらいたいと思います。

 ところで、パソコン初心者では、ハードウェアとパソコン本体とハードディスクの区別がついていない人がいます。ものすごく大雑把に言うとみんな同じかもしれませんが、用語としては正確に区別したいものです。

 Hardwareは、辞書を引くと「金物類、鉄器類」となっています。英語では金物店のことは、a hardware storeと言いますが、文字通り、“硬いもの”を指しています。それに対し“柔らかいもの”としてソフトがありますが、さらにその中間にファームウェア(firmware)というものもあります。ハードを制御するソフトのことです。通常、ソフトはハードディスクに記憶され、ファームは機器の中の半導体メモリーに組み込まれています。

 話を元に戻します。パソコン本体は、普通パソコン全体からモニターとキーボード・マウスを除いたものですが、内部には弁当箱をひとまわり小さくしたような形のハードディスクが入っています。プログラムやデータの保存を行う大容量の記憶装置のことですね。結局まとめると、ハードディスクが入っているパソコン本体があり、本体も含めた全体をハードウェア(ハード)と呼びます。ハードディスクのことをハードと略されると話が混乱してわからなくなりますよ。

 さて、現在行われているIT教育とか街のパソコン教室は、どうみてもソフトに偏りすぎているような気がします。というより、ハードは教えていない、または指導を避けているようです。これは片手落ちで、私は大きな問題だと思っています。“パソコンは未完成で、家電製品よりもよく壊れる”などの知識は必須の筈です!

バナースペース

松戸パソコン修理Pハウス

〒270-0034
千葉県松戸市新松戸3-63-2

TEL 047-349-3201
FAX 047-349-3093