本文へスキップ

松戸パソコン修理専門店・松戸パソコン修理Pハウスです。パソコンのことなら何でもお任せください。

TEL. 047-349-3201

〒270-0034 千葉県松戸市新松戸3-63-2

パソコンライフ 第40回  2001年7月号PC Life 40  2001/7/1

Excelはワープロソフトではありません!(後編)

 先月に続いて、Excelの基礎知識講座です。先月では、いかに皆さんがExcelを間違って使っているか、Excelの設計思想を理解していないかについて解説しましたが、今回は、少し具体的に使用方法のヒントを紹介します。

 くれぐれも発想が、ワープロ的にならないで下さい。(ワープロ的とは、最終的な印刷イメージにとらわれてExcelの良さを考慮せずに表のデータを作ることです。)

  1. そのセルに入らないからと言って次のセルに書くのはやめましょう。意味ある1行分、または数行は必ず一つのセルに入れてください。もし、セルの途中で折り返したいならば、Altキーを押しながらEnterです。Macの方は、Option+Command+Returnです。
  2. どんな表も上のセルと同じだからと言って、セルを空白にしたり、上に同じと言う意味で「〃」を使ったりしますが、これはやめましょう。後で並び替えたり抽出したりすることを考えると省略しないことが肝心です。
  3. 例えば、住所録などで分類が違うからと言って、複数のブックやシートに分けて作っている人がいます。ワープロではありませんから、是非一つの表として作って下さい。あとでそのメリットがわかります。表はできるだけ数が少ない方がよいのです。
  4. 日付は、2001/5/21という形式か、H13.5.21という形式で入力してください。満年齢、勤続年数の計算などExcelはお手の物なのですから。同様に時間計算も得意なので、正しい形式で入れると時給計算もOKです。

 ところで、以前(第14回)で、「パソコンは表計算ソフト(Excel)の為にある!」と書きました。パソコンは今や何でもできるので、人によっては、ゲーム機だったり、インターネットやメール専用機だったりさまざまです。しかし、パソコンを買ってきて、ワープロソフトを使わない人が普通いないように、表計算ソフトも同じように、否、それ以上に便利に使って欲しいのです。「パソコンは表計算をやるもの」だと私は思います。表計算という名前では肩苦しいとしたら、単純に縦横の表になるデータのことで結構です。自分の周りを見ても表データはいたる所にあります。ヒットチャート、ダイエット体重推移表、確定申告・・・。仕事、趣味、生活でいくらでもあるでしょう。手作業では不可能なこともほんの数秒でやってくれますし、どんな人にも必ず便利に使える可能性があるのです。

 これで、表計算ソフトを数ある中の単なるひとつのソフトだ、などと思っている人はもういないでしょうね。

バナースペース

松戸パソコン修理Pハウス

〒270-0034
千葉県松戸市新松戸3-63-2

TEL 047-349-3201
FAX 047-349-3093