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パソコンライフ 第26回  2000年5月号PC Life 26  2000/5/1

ハードディスクは今日にも壊れますよ!

 パソコンは使いこなしていくうちに、立ち上がらなくなったり、調子が悪くなることがあります。しかし、それらはソフト的に、かつ一時的におかしくなっているだけで、通常は比較的簡単に直すことができます。パニックにならないでパソコンに詳しい人に相談しましょう。必ず復元できますので、メーカの指示通りに初期化したりしないように!

 ところが、それとは全く原因の異なる故障があります。最近立て続けに、「ハードディスクが壊れる」という不幸な出来事が私の周りで4件ほど起こりました。当事者には考えても見なかったという“災難”に近いものです。 一度でもデータの消失を経験した者には、ことの重大性を理解していてその対策をしていると思いますが、不幸にも(?) 今まで一度もそういうトラブルに遭遇していない人にここで警告しておきます。

 私はパソコンの修理などで日々たくさんのパソコンに接しています。調子の悪いパソコンをほとんど元通りに直すことができます。 ところがお手上げの場合があります。それがハードディスクの機械的な(ハード的な)故障です。パソコンがディスクの存在を認識しなかったり、フォーマット(初期化)ができなかったりする場合です。こういう時、お客様には、「ごしゅうしょう様です・・・」とお悔やみ申し上げます。ソフトの不具合や、操作上のミスによるファイルの消失は人為的ですが、ハードディスクの故障によるものは、全く救いようがないからです。

 このようなハードディスクの故障(俗にクラッシュ)についてはパソコン雑誌で取り上げられることもありますが、普通は他人事として読むでしょう。しかし、発生頻度は低いかもしれませんが、災難は平等に降りかかるように私は思います。ディスク全体が読めなくなるような最悪の事態はなかなか想像できないものです。

 世の中のコンピュータシステムは必ず万が一のためのバックアップ対策がとられています。具体的には、同じコンピュータを2台装備し壊れたら瞬時に切り替えたり、記憶装置であるディスクもミラー化といって2重、3重にして常に最新のデータが2箇所以上に保存されるようになっています。これらを考慮していないシステムは普通ありえないのです。 パソコンはずいぶんと安くなりましたが、購入時に安くなった分の数万円をバックアップ対策に当てるという発想が大切です。ZIP、MO、CD-Rなど大容量の補助記憶装置は必需品です。重要なデータは日々、ハードディスクとは別のメディアに保存すべきです。「パソコンは壊れても替わりのものがすぐ手に入りますが、自分が何日も何ヶ月もかけて作り上げたデータは二度と戻っては来ないのです。」このことは、私のパソコン初心者への最大のアドバイスかもしれません。

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