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画面とキーボードが付いた、何かよくわからないが楽しそうでかつ便利そうな新しい機械が世に出てから40年近くになります。当時は、パソコンではなく“マイコン”と呼ばれていました。(マイコンはマイクロコンピュータの略称ですが、現在は家電製品などに組み込まれているものを指します)私は、その数年前から出始めたCPU(マイコンチップ)を使った工業製品の開発に携わっていましたが、仕事内容はともかく、連夜の残業と休日出勤で大変な労力を費やした記憶があります。現在では、ハード・ソフトの両面の技術進歩によって、昔のような泥臭い作業は少なくなってきているとは思いますが、いずれにせよ、人がパソコンを使ってパソコン製品や様々なソフトを作ってきたわけです。ところが、近未来の予測では、高性能なパソコンが、時には多くのパソコンと連携し、パソコン製品を作る、といった時代が予見されています。
人間が設計し製造したモノやシステムには、必ずと言っていいほどヒューマンエラー(人が原因で起こすエラー)が存在します。笑って済ませられる小さなものから、人の命や社会インフラにまで影響を及ぼす致命的なものまでありますから、このヒューマンエラー対策については非常に奥が深いテーマです。
パソコンの不具合で悩まされるユーザの数とそれによって被る時間のロスを細かいものまで積算すると、全人類の総マンパワーの何パーセントか分かりませんが、たぶん信じがたい程の大損失だと私は思います。さらに、ソフト制作時のヒューマンエラーで起こるトラブルとは別に、ウイルスやネット犯罪などの意図的なものもあります。最近のランサムウェア(身代金要求ウイルス)によるデータの消失や、不正請求などの被害も相当あるでしょう。これらの悪夢のような環境から我々が解放される日は、来るのでしょか?
今回、安価でカッコよくて、スピードが出て誰にでも自慢できる車!のようなパソコンについて書こうと思っていましたが、結局、待望するパソコンは、そんなスゴイものでなくてよいし、ただ、ただ調子のよいことだけですね。いつも快適に動いてくれて、しかも壊れないのが最高のパソコンでしょう。
詳しい人は、稼働音が静かで、画面描画が滑らかで、起動や終了が速いことを望むでしょうが、大多数のユーザとしては、とにかく、「快適なパソコン」です。今よりも上の機能や性能を望みません。“亭主元気で留守がイイ”ではないですが、“パソコン元気で留守がイヤ”なのです。当店の修理でも、入院期間が長引いて、困っている人が少なくないですから。定期的な健康診断も大事ですね!
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当パソコンPハウスでは、パソコンのみならず小型タブレットの販売も始めました。また、スマホやタブレットのご相談も承っております。最近の格安スマホの初期設定や操作指導も行っております。
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