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パソコンライフ 第219回  2016年10月号PC Life 219  2016/9/25

パソコン店がパソコンを販売しなくなる時代

 近くのパソコン専門店が改装したというので見に行ってきました。きれい!というよりもココどこ?というくらい以前とはまるで違う雰囲気になっていました。レイアウトから察しても異なる業態になったようです。出入り口から手前半分がタブレット・スマホの展示と相談やコンサルのためのカウンターなのです。Appleのお店のような感じでもありましたが、パソコンや周辺機器等は店内奥の図書館の書棚のような棚にありました。もはやパソコン店ではなくなって、ITサポート店になったようです。ネットで調べてみると、ここではパソコンは売れなくてもいいようです。

 余談になりますが、このお店は先日ネットでも大炎上したのですが、ある高齢者がサポートサービス契約をした後、家族が解約を申し込んだら高額な解約金を請求されたという事件がありました。高齢者、特に少し認知症が入ってくると、ただでさえ複雑で難解な契約内容を理解することは不可能に近いのです。我々もプロバイダや携帯・スマホの契約時の長い説明には、全くうんざりしますからね。高齢者をターゲットにした悪徳な契約商法は様々ありますので、家族や周りの人が気を付けてあげないといけないですね。

 話を戻しますが、パソコン販売などの情報機器のビジネスは、直接的な物販からサポート、修理、通信などのサービスに軸足を置くようになってきているということです。理由はいくつかあるようですが、ひとつにはタブレットPCなどの普及でパソコンが売れなくなってきていることにあります。ネットをするだけなら、相対的に安価なタブレットやスマホでも十分だということで、件のパソコン専門店のように、ビジネスをサービス中心に据えていくことは当然なのかもしれません。

 タブレットなどの高性能化もありますが、新しいWindows10が出たとはいえ、パソコンに魅力ある新しい何かが付加されてきていないこともあるでしょう。つまりパソコンがコモディティ化したということです。意味は、競合する商品同士の機能や品質などの差別化が失われ、価格や買いやすさだけで選択が行われることです。同じような製品が多く流通することで価格競争が起きているのです。

 もうひとつは、我々消費者の行動の変化があります。ネットを使って安いお店を検索し、すぐに注文できるようなったことです。「店頭で商品を確認し、必要なら店員に説明を聞いておいて、購入するのは家に帰って一番安いネットで」という時代になりましたから。

 当店では、タブレット・スマホの販売や修理は行っておりませんが、使い方のご指導などは承っておりますので、お気軽にどうぞ。

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