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パソコンライフ 第204回  2015年7月号PC Life 204  2015/7/1

パスワード、あなたはどうしてますか?

 パスワードの簡単なものは、銀行などの4桁の暗証番号ですが、サーファーに多いのが、1173のようです。“いい波”ですね。1111や1234などは論外ですが、徳井さん(1091)、石橋さん(1484)、船越さん(2754)などは容易に想像が付きますし、鎌倉さん(1192)も変えた方がいいかも知れません(笑)

 さて、コンピュータが誕生してからずっと現在まで、ID(ユーザ名やアカウントも同じ意味です)とパスワード(以下、PWD)の組み合わせで本人確認を行ってきています。最近の調査によると一人が平均20個ほどの会員サイトを利用していて、それらのIDやPWDをたった数個あるいは1個で使い回しているという現実があります。これでは、ある個人情報が漏れると簡単に他のサイトでも不正アクセスされ犯罪が行われることになります。このように、このPWD方式はもはや限界で、問題が大きいということで、認証方式を見直す研究もどんどん進んでいるようです。

 先日の年金情報流出で個人情報の流出問題が一気に国民全体の関心事となったわけですが、それ以外にも多くの流出事件が度々起きていますね。想像したくないのですが、さらにそれ以上の規模の流出や、公的機関、大企業だけでなく中小零細企業や個人までも広範囲に起きているかもしれないのです。パソコンをインターネットにつないでいる時点で危険と隣り合わせになっている、と言っても過言ではない状況かもしれません。

 以前でしたら、セキュリティーソフトをインストールして常にウイルス情報を更新していたらまず安心だということでしたが、今はどうでしょうか。不正アクセスで大金が盗まれるとニュースになりますが、ごく少額であるが非常に多くの口座から気が付かないで引き落とされている巨額犯罪が隠されているかもしれません。

 流出には、人的な犯罪や操作ミスによるものとウイルスによるものがありますが、いずれにせよ、あなたのパソコンは常に狙われているという意識は持った方がよさそうです。個人情報の流出、特にID・PWDは、不正ログイン(成りすまし)にもなり、金銭的被害だけではなく、プライバシー侵害や大切な信用を失うことにもなりかねません。

 ネットショッピングなどの取引には、ほとんどと言っていいほど、メールアドレスがIDとなっていますので、PWDさえ合っていれば簡単に会員に成りすますことができます。PWDを使い回ししているとさらに危険です。PWDは長くて複雑な文字列で設定し、しかも定期的に変更すること。同じPWDを使い回ししないこと! PWD管理は、厳重にしっかりと! そして何よりも忘れないこと!!

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