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パソコンライフ 第137回  2009年12月号PC Life 137  2009/12/1

新しいWindows7をすぐに買いますか?

 新しいWindowsが10月に発売されました。今度のはウインドウズ・セブン(以下Win7)と命名されました。今回のWin7は、Windows Vista(以下Vista)の改訂版のようです。 Windowsの7番目に発売されたので7と命名されたようですが、調べるてみると実はその根拠はかなり曖昧です。Windowsは実に多くの製品、バージョンを出してきているので、一体どれとどれを数えれば7番目になるのかについて諸説あるからです。ただ、はっきりしているのは、ひとつ前のVistaの内部バージョンがNT6.0であって今回のWin7がNT6.1であるということです。表向きは7でも、内部が6.1ということは、Vistaの修正版としての意味が大きいということでしょう。

 当店でもWin7のパソコンを展示販売し、お客様が気軽に操作できるようにしていますが、見た目にはほとんどVistaを踏襲しています。みなさんOSという言葉は馴染みが少ないかもしれませんが、この意味を知るとWin7をより正しく理解できます。OSとはOperating System(オペレーティング・システム)の略で、日本語では“基本ソフト”と呼ばれています。簡単に言うと、パソコンというハードを動かすための基本=基礎(土台部分)のソフトウェアであり、WordやExcelなどのアプリケーションソフト(応用ソフト)は、そのOSの上で動いているのです。

 Win7は、所詮、基本ソフト(縁の下の力持ち)ですから、見た目の美しさや操作性の快適性より、その中身が(動作の安定性、堅牢性など)がより重要です。そんな意味でWin7はVistaの数々の不評な点を改善したようです。最も嬉しいのはVistaが2~4GBのメモリーを必要としたのに対し、Win7は、2GBもあれば十分快適に動作するということです。もちろん多いに越したことはありませんが。

 さて、今回同様このコラムで、98/7月にWin98、2001/11月にWinXp、2007/1月にVistaがそれぞれ発売された直後に「あなたは新しいOSをすぐに買いますか?」というテーマで書いてきました。結論は「OSという意味合いを理解すれば、仕事をする上で新しいOSのメリットは実は大きくないのです。慌てて買う必要はありません」でした。我々は、“アプリ・ソフト”で趣味や仕事にパソコンを便利に使っているわけですから、土台であるWindowsは新しいものよりも安定している方がよいのです。ただ、今回は事情が少し違うようです。Vistaの改善版と考えると、すぐに買ってよさそうな気もします。

 私の中では、新OSの発売とパソコンハードの進歩がシンクロしてきているようで、「新しいOSの入った新しいPCを買う」というペースが定着しそうです(汗)。

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