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パソコンライフ 第104回  2007年3月号PC Life 104  2007/3/1

新しいWindows Vistaをすぐに買いますか?

 1月末に5年ぶりにWindowsの新しいバージョンであるWindows Vista(以下、Vista;イタリア語で“眺望”)が発売されました。

 よくある質問としては、「今度のVistaはどうですか。買った方がよいですか?」ですが、その答えは私の場合、簡単です。「わざわざお金を出して買う必要はありませんよ。逆に、基本ソフト(OSとも言います)というものがわからないのに安易に手を出してはいけません!」。ここパソコンPハウスにも早々に1台評価用として購入し展示してありますのでいつでもお気軽に操作してみてください。

 WindowsXPからVistaへの移行に際しては、過去のWindowsの移行時よりもさらに大きなメモリーとハードウェア全般の性能アップが必要とされるようです。WindowsXPの入った1~2年前に購入したパソコンでさえVistaには不向きなものがあるのですから、4~5年以上前のパソコンからの移行は全くできません。高額なメモリーなど投資するだけムダということです。快適さを追求するためには最近のパソコンでメモリーが1GB以上ないと厳しいのです。

 Vistaにしようかどうか迷っている方がいますが、その必要もありません。好む好まざるに関わらず今後は新規購入するパソコンにはVistaが入っているからです。現在は在庫の関係でしばらくはWindowsXPパソコンも購入できますが、すぐにすべてがVistaになるのです。

 過去にもWindows98と XPのそれぞれの発売時にこのコラムに同様のコメントを書きました。今回も“すぐに”買う理由は見当たりません。確かに信頼性とセキュリティの向上に関する変更は大きいようですし、画面表示もとてもきれいになったのですが、実際にパソコンを使うのはそのWindows上で動くWordやExcel、メールなどの「アプリケーションソフト」です。

 大いなる誤解としては、新しいWindowsにしたからと言って従来のWordやExcelが使いよくなるなんてことは全くありません。妙な期待をする人も実際にいるのです。もうひとつの誤解は、新しいWindowsにするとパソコンの起動やすべての機能が速くなると思うことです。確かに改善項目にはなっているのですが、パソコンの基本性能がよくないとだめのです。

 Linuxを触った時とか、MacのOS Xに始めて触れた時の新鮮味と同じ感覚はありましたが、正直な感想としては“ん?”でした。様々な改良が施され、新機能も数多く盛り込まれているVistaということですが、何かもう一つ・・・。でもOSだからこれでよいのかもとも言えますが・・・。

 そうそう大事なことですが、仕事で使用するパソコンをVistaにバージョンするのはちょっと待った方がいいですよ。リスクがあるとまでは言いませんが、それをする理由が一般的には見当たらないからです。

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